米軍基地を覗くことが出来る!?他にはないコンセプトが面白い道の駅かでな

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米軍基地を覗くことが出来る!?他にはないコンセプトが面白い道の駅かでな

道の駅かでなってどんなところ?

 

現在、沖縄県内には「道の駅連絡会」によって正式に道の駅と認定されている施設が8ヶ所あります。
道の駅にはそれぞれ異なった特色がありますが、なかでも「道の駅かでな」はちょっと異色の道の駅です。

 

道の駅かでなは、嘉手納町にあります。
嘉手納町は全体の83%が米軍基地や嘉手納弾薬庫に使われているという、ちょっと特殊な街です。
街のほとんどが米軍関係の施設で埋め尽くされているため、他の市町村に比べると圧倒的に畑が少ないという事情があります。

 

こうした事情から、道の駅かでなには一般的な道の駅にありがちな農作物直売所が設置されていません。
畑を設ける土地が無いために充分な量の農作物が採れず、安定的に野菜を販売することができないからです。
道の駅かでなで野菜などの地元の特産品が販売されるのは、一定の客足が見込める週末市のみとなっています。

 

嘉手納町は他の市町村に比べると地元で作られた特産品も少ないため、道の駅かでなは物販エリアも小さめです。
野菜もお土産品もほとんど売られていない…という状況にも関わらず、それでもこの道の駅には多くの観光客が詰めかけます。
なぜなら、道の駅かでなは日本全体でも珍しい「米軍基地」を最大限に利用した道の駅だからです。

 

道の駅かでなが建っている場所は嘉手納町の「米軍嘉手納飛行場」のすぐ隣。
展望台からは米軍基地の内部が見えますし、飛び立つ戦闘機の音がいつでも響き渡っています。
普通なら騒音の酷い場所だと思われてしまいそうなものですが、道の駅かでなは「米軍基地を身近に感じることができる施設」として騒音すらも利用してしまったのです。

 

売られているお土産も「米軍軍用機の生写真」「迷彩柄のパッチワッペン」「戦闘機柄のTシャツ」…などなど、米軍基地に関わるものばかり。
そのため、道の駅かでなには日本各地から戦闘機ファンや米軍基地に興味のある人たちが集まってくるのです。
道の駅のコンセプトにもいろいろありますが、ここ道の駅かでなは他とは一線を画す個性的な道の駅であると言えるでしょう。

 

 

米軍基地の中を覗くことが出来る!?

 

道の駅かでな最大の特徴は、やはり展望台から米軍基地内を覗くことができるということでしょう。
最上階に位置する展望台からは、隣接する米軍嘉手納飛行場の滑走路を間近で確認することができます。

 

嘉手納町は米軍基地が83%を占める街なので、基地の中をフェンス越しに確認できるポイントはいくつもあります。
しかし道の駅かでなのように、米軍基地を上から見渡すことのできる施設はそう多くはありません。
ましてや、無料で誰でも利用できる施設としてはここが唯一といっても差し支えないでしょう。

 

道の駅かでなの展望所からは、4000m級の滑走路と、そこから飛び立つ米軍機の姿が見られます。
実はこのあたりの建物には「米軍嘉手納飛行場の防音壁よりも高い建物を作ってはいけない」という規制があったのですが、道の駅かでなは10年以上にわたる交渉の末、特例的にこの場所に展望施設をつくることを認められています。
道の駅かでなは、国と米軍の両方から正式な許可を受けて米軍基地内を眺めることのできる数少ない施設です。

 

正当に米軍基地内を撮影できる貴重な施設だけに、ここには撮影目的の戦闘機ファンやTV局の撮影クルーが連日詰めかけます。
ほとんど毎日のようにここで撮影を行っているというコアなファンもいて、道の駅かでなは一部の戦闘機ファンにとって聖地のような扱いを受けることもしばしばです。

 

 

沖縄とアメリカの食文化が融合したレストラン「UP-KITTY」

 

面積のほとんどを米軍基地に占められている嘉手納町は、沖縄県内の他の市町村と比べてもアメリカの文化が多く入り混じった街です。
特に食文化への影響は大きく、嘉手納町では本格的なハンバーガーショップなど、アメリカの食文化を吸収した飲食店が多く営業しています。

 

道の駅かでなで親しまれるレストラン「UP-KITTY」も、アメリカの食文化の影響を色濃く受けている飲食店のひとつです、
UP-KITTYの名物メニューは「ジャンボバーガー」。一般的なハンバーガーの倍はあろうかという巨大なハンバーガーです。
他にも、UP-KITTYにはニューヨークステーキやホットサンドイッチなど、アメリカ人が好むようなメニューが多く用意されています。

 

しかしUP-KITTYは本格的なアメリカンレストランというわけではありません。
メニューを見てみると「ソーキの味噌煮」「中味汁」など、いかにも沖縄っぽいメニューもあります。
それどころか「幕の内御膳」「五目ラーメン」「スパゲッティ」などなど、世界各国の料理がごちゃ混ぜになっています。

 

県外の人から見るとちょっと不思議な取り合わせに見えるかもしれませんが、実はこれ沖縄ではよくある飲食店のスタイルなんです。
UP-KITTYは、いろんな国の美味しいものをごちゃ混ぜに取り入れた「チャンプルー文化」を体現するような、実に沖縄らしいレストランです。
米軍基地を眺めながらアメリカンな食事をとるもよし、沖縄の伝統的な料理に舌鼓を打つもよし、あえて全然関係ないメニューを頼んでみるもよし。
道の駅かでなを訪れた際には、ぜひUP-KITTYでお食事をしてみてくださいね。

 

 

道の駅かでなに関する情報

 

道の駅かでなは年中無休ですが、平日はあまり農作物などの売り物はありません。
週末になると「週末市」と銘打って屋台や出張店舗が増えるので、お買い物を楽しみたいという方は週末狙いで行くのがオススメです。

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県嘉手納町屋良1026-3

 

 

アクセス方法

 

道の駅かでなへは車で行くのがオススメです。
国道58号線を北上するコースと、那覇空港自動車道から高速道路を使って行くコースがありますが、大して所要時間が変わらないのでよほど急いでいない限りは下道から行った方が良いでしょう。
参考までに、那覇空港から国道58号線を北上した場合の所要時間は約1時間、高速道路から北上した場合の所要時間は50分程度です。

 

那覇空港を出たら国道58号線を北上し、嘉手納町を目指します。
嘉手納町にある「沖縄防衛局」の大きな建物が見えたら右折して県道7号線に入り、1qほど進むと道の駅かでなの建物が見えてきます。

 

 

営業時間

 

  • 展望台 8:00〜22:00
  • 学習展示室 9:00〜18:00
  • 販売コーナー 9:00〜19:00
  • レストラン 9:00〜23:00(ラストオーダー22:00)

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