世界最大のシーサー!残波大獅子を見に行こう

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世界最大のシーサー!残波大獅子を見に行こう

残波王獅子ってどんなところ?

 

数ある沖縄の伝統工芸品のなかでも一番有名なのはやはり「シーサー」でしょう。
沖縄にはシーサーが主役になった観光スポットがいくつもあります。

 

沖縄で一番古いシーサーである「富盛の石獅子」や、世界最大の壺屋焼で出来た「壺屋うふシーサー」など、シーサー関係の観光地はちょっとディープなスポットが好きな観光客に好評です。
そんなシーサーをテーマとした観光スポットのなかでもひときわ異彩を放っているのが、読谷村にある「残波大獅子(ざんぱおおじし)」です。
残波王獅子は「世界で一番大きなシーサー」として知られる巨大シーサーです。

 

一般的な家庭に飾られているシーサーの大きさはせいぜい30〜40cmといったところです。
会社やマンションなどの大きな建物の入口には大きなシーサーが飾られることがありますが、それでもせいぜい1〜2m程度の大きさです。

 

そこへいくと、残波大獅子の大きさはなんと約7m。
残波大獅子は、2階建ての建造物をゆうに超えてしまうほどの巨大さを持つシーサーなのです。
県内には数えきれないほど膨大なシーサーがいますが、ここまで大きなシーサーは他に類をみません。

 

残波大獅子は昭和60年に作られたシーサーです。
シーサーというのは普通、魔除けとして置かれるものですが、残波大獅子が作られた目的は「中国との国交を後世に伝えるため」なんだそうです。
読谷村は琉球王国時代、中国との国交で栄えた地域でもあり、かつての親交を忘れないために残波大獅子が建てられたのだとか。
そのため、「魔物が来る方向」を向いている通常のシーサーとは違い、残波大獅子は「中国の方向」を向いて建てられています。

 

 

一緒に記念写真を撮ると大きさが際立つ

 

残波大獅子はあまりにも大きすぎて、普通に写真撮影してもそのインパクトが伝わりません。
というのも、残波大獅子の周囲は原っぱになっていて大きさを比べる物が無いため、比較物を入れないと普通のシーサーの写真のようになってしまうのです。

 

そこで残波大獅子と一緒に記念撮影をしてみましょう。
残波大獅子は触っても座ってもOKなので、できるだけ近くで一緒に写真を撮ると大きさが際立ちます。
高さ7mもあるシーサーなので、普通の身長では隣に立ってもヒザほどの高さにも届きません。

 

巨大なシーサーと一緒に写った写真は、どこかトリックアートのようで面白くなります。
シーサーが大きいというよりも人間が小さく写っているような、不思議な写真を撮ることができるのです。
最近はインスタグラムなどのSNSにアップする写真を撮影したいという方が増え、残波大獅子も写真撮影スポットとして人気になりつつあります。

 

 

すぐ近くにも見どころ盛りだくさん

 

残波王獅子があるのは、読谷村の「残波岬公園」の敷地内です。
残波岬公園は読谷村を代表する観光スポットで、その周囲には人気の観光スポットが目白押しです。

 

必ず見ておきたいのは、残波大獅子から徒歩5分ほどの場所にある「残波岬灯台」。
ここは日本でも15ヶ所しかない「登れる灯台」で、高さ31mの大型灯台の最上段からの眺めは絶景です。
高さ30mを超える断崖絶壁が2kmも続く残波岬は、沖縄でも有名な絶景スポットとして知られています。

 

ビーチで泳ぎたいという方には、残波大獅子の向かいにある「残波ビーチ」がオススメです。
白い砂と透明度の高い海が自慢のリゾートビーチで、県内でも比較的観光客の多いビーチとなっています。
旅行中の方でも気軽に利用できるよう、残波ビーチはレンタル品からマリンスポーツまで、様々な設備が整っているのが特徴です。

 

他にも、残波岬公園にはレストランやキッズエリア、サッカー場、テニスコート、琉球忍者ショー、パワースポット…などなど、たくさんの施設が併設されています。
公園というよりもひとつのテーマパークのように利用できるのが残波岬公園の魅力です。
残波大獅子と記念撮影をしたら、公園内を探検してみましょう!

 

 

残波大獅子に関する情報

 

残波大獅子は残波岬公園内の広場に建っています。
入場料無料・駐車場完備ですので、安心して見学してください。

 

残波大獅子だけを見学しに来る方はあまりいませんが、周囲には残波岬灯台や残波ビーチなどの見所も多いです。
このあたりに遊びにきたら、道すがら残波大獅子にも寄ってみてください。

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県中頭郡読谷村宇座1861

 

 

アクセス方法

 

残波大獅子は那覇空港から車で1時間ほどの場所にあります。
かなり広い無料駐車場が完備されているので、まず満車の心配をする必要もありません。

 

那覇空港から出たら、那覇西道路→国道58号線を使ってしばらく北上します。
読谷村の伊良皆、auショップ読谷がある場所を左折して県道6号線に入ります。
3つ目の信号を左折、次の脇道を右折したら、あとは行き止まるまで道なりに進めば残波岬に到着です。
残波岬公園の駐車場に車を停めてすぐの場所に残波大獅子が見えるはずです。

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