星の形をした砂が点在する!ロマンチックな星砂の浜

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星の形をした砂が点在する!ロマンチックな星砂の浜

星砂の浜ってどんなところ?

 

沖縄県には「星砂(ほしずな)」と呼ばれる星の形をした砂が取れる海岸がいくつかあります。
なかでも、西表島の「星砂の浜」は沖縄県内でも最も星砂が多い海岸として知られています。

 

白い砂浜を注意深く探してみると、トゲトゲとした星型の砂が発見できます。
星砂を大量に採取する方が増えてしまったため、以前に比べると星砂の数は減ってしまいましたが、それでも他の海岸よりは断然多いです。
海岸に堆積した星砂は少なくなりましたが、波打ち際を観察してみると新しく流れついた星砂を見つけることができるでしょう。

 

また、星砂の浜は水質が良いため、浜遊びスポットとしても人気です。
このあたりの海は干潮時には数百メートル沖まで歩いていくことができるほど浅くなるのですが、海底は砂地ではなくサンゴ礁帯となっています。
サンゴ礁は海の生き物のマンションのような存在で、海中のサンゴ礁を覗いてみると色とりどりの熱帯魚が泳いでいるのが見えます。
泳ぎに自信のある方は、ここでシュノーケリングをしてみても良いでしょう。

 

 

そもそも星砂って一体なに?

 

星砂の正体は、「有孔虫(ゆうこうちゅう)」と呼ばれる海の生き物の死骸です。
有孔虫は世界中の海に生息しており、石灰質の殻をもつアメーバのような生き物です。

 

有孔虫には確認されているだけでも25万種がいて、殻の形がそれぞれ異なっています。
世界中に生息しているはずなのに沖縄だけが星砂の産地として有名なのは、単に沖縄近海に生息している有孔虫が星型の殻を持っているからです。
日本国内の他の地域でも有孔虫の死骸を見つけることはできますが、星型の殻を持つ有孔虫はそう多くありません。

 

星型の殻をもつ有孔虫が死ぬと、その骨格だけが波に流されて海岸に辿り着きます。
これがいつしか星砂と呼ばれるようになり、星砂が目に見えるほど大量に堆積した海岸が星砂の浜と呼ばれるようになったのです。

 

西表島の星砂の浜は、何千年何万年という歳月をかけて堆積した星砂の宝庫です。
かつて日本中で沖縄旅行ブームが起こった際、沖縄の特産品のひとつとして星砂が注目され、星砂の浜は一躍人気観光スポットとなりました。

 

しかし西表島には現在、年間50万人という膨大な数の観光客が訪れ、各々が勝手に星砂を持ち帰るようになってしまったため、星砂は減少の一途を辿っています。
そもそも星砂はそんなに頻繁に流れつくものではなく、西表島の星砂は気が遠くなるような年月をかけて堆積したものでした。
しかしここ20〜30年ほどで大量の観光客が星砂を持ち帰ってしまったため、星砂の浜は以前ほど星砂に満ちた浜ではなくなってしまいました。

 

現在のところ、まだ星砂の持ち帰りが禁止されているわけではありませんが、持ち帰りすぎは西表の自然を破壊することに繋がります。
星砂を持ち帰るときは、ほんの少しだけの量に留めておくよう心掛けましょう。

 

 

星砂を探してみよう!

 

昔に比べると数が減ってしまった星砂ですが、現在でもよく探せば見つけることができます。
持ち帰りすぎは問題になりますが、せっかく星砂の浜に来たなら星砂探しをしてみましょう。

 

星砂を探す方法は簡単です。
砂浜に手のひらを押し当て、数秒待ってからゆっくりと手のひらを見て見ます。
たったこれだけで、星砂は手のひらにくっついてきます。

 

一度で見つからなければ、少しづつ場所を変えて何度もチャレンジしてみましょう。
星砂は簡単に見つかるものではなく、何度も繰り返し探すことで少しづつ集めていくものです。

 

どうしても見つからなければ、少し波打ち際に近い場所で探してみましょう。
数はそこまで多くありませんが、波打ち際には流れ着いたばかりの星砂が紛れていることがあります。
乾いた砂浜に比べると波打ち際は星砂集めの盲点になりやすいので、他の方に見つからずに残っている星砂が期待できますよ。

 

最後に、集めた星砂は小瓶に入れて持ち帰ることもできます。
近くの売店で星の砂を入れるための小瓶が売られているので、それを利用するのが良いでしょう。

 

ここで売られている小瓶は、「持ち帰っても良い星砂の量」の目安でもあります。
マナーの悪い方がペットボトル一杯に星砂を詰めて持ち帰るなどの行動を繰り返したため、星砂の数は激減してしまいました。
しかし各々が持ち帰る星砂の量がこの小瓶程度のものなら、星砂の数はそこまで減らずに済みます。
西表島の美しい自然を守るために、星砂の取りすぎには充分に注意してくださいね。

 

 

星砂の浜に関する情報

 

星砂の浜は遊泳無料です。
天然の砂浜なので遊泳期間・営業時間なども設定されておらず、いつでも気軽に立ち入ることができます。
ただ、ライフセーバーやクラゲ防止ネット等が無く、海底もサンゴ礁になっていて怪我をしやすいので遊泳にはあまり向きません。
シュノーケリングや浜遊びをするためのビーチと考えたほうが良いでしょう。

 

 

遊泳料

 

  • 無料

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県竹富町上原

 

 

アクセス方法

 

西表島には石垣島からフェリーもしくは高速船で移動します。
船は「大原港」か「上原港」のどちらかに到着するのですが、星砂の浜は上原港の近くにあるので、直行するなら上原港行きの便を選んでください。
大原港からだと、星砂の浜までは車で50分近くかかってしまいます。

 

上原港を出たら、県道215号線を北上します。
県道215号線は途中で二股に分かれているのですが、ここは右折したほうがスムーズです。
しばらく進んで十字路に差し掛かったら再び右折、そこからは道なりに進むだけで星砂の浜に到着できます。
上原港から星砂の浜までの所要時間は約15分です。

 

 

遊泳時間

 

  • なし

 

 

設備について

 

  • 売店あり
  • トイレ完備
  • 自動販売機あり
  • シャワー(300円)
  • 更衣室(有料)
  • キャンプ場(1人1泊500円)
  • シュノーケルセットレンタル(1500円)

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