体力自慢の方はター滝でジャングルトレッキング!

Sponsored Link

このエントリーをはてなブックマークに追加   

体力自慢の方はター滝でジャングルトレッキング!

 

ター滝

 

ター滝ってどんなところ?

 

ター滝は、大宜見村にある落差およそ10mの滝です。
他県では珍しくもない規模の滝ですが、実はター滝は沖縄県内で最大の落差を誇る滝として知られています。
小さな島の集合体である沖縄県には、地形の関係上高い山や谷が少なく、そのため他の土地ほど大きな滝ができにくい傾向にあるのです。

 

そこまで巨大な滝というほどでもありませんが、ター滝には日本各地から多くの観光客が訪れます。
人々がター滝を目指すのは、ここが沖縄県内でも珍しい「ジャングルトレッキング」を楽しめる場所だからです。

 

ター滝があるのは、沖縄県では「やんばる」と呼ばれている地域。
やんばるとは沖縄県でも手付かずの自然が残っている山森のことで、現在でもほとんど人が立ち入らないという場所も少なくありません。
ヤンバルクイナなどの貴重な動物を守るために立ち入り禁止となっている場所もあれば、単純に危険すぎて入れないという場所も多いです。

 

そのため、知識の無い観光客が純粋にやんばるの森を楽しむためには、通常は専門のガイドを雇うしかありません。
しかしター滝は特例で、ガイド無しでも体力さえあればやんばるの森で本格的なトレッキングが楽しめるのです。

 

ター滝はいわば、ジャングルトレッキングの「ゴール地点」であり、そこに至るためには相応の体力が必要となります。
ハッキリ言ってかなり疲れますが、沖縄の大自然を肌で体感したいという方にはかなりオススメの観光スポットです。

 

 

苦労の先に見えてくる絶景!

 

まず最初に注意しておきたいことですが、体力が無い人はター滝に辿り着けません。
ター滝があるのは本当に手つかずのままのやんばるのジャングルの奥地。辿り着くまでには数々の難所を超える必要があります。

 

ター滝に至るまでの道は、基本的に「水中」です。
なぜなら、ター滝を起点として流れてくる川をさかのぼることが、この場所でのトレッキングの基本だからです。
場所によっては肩近くまで水に浸かって歩くのでかなり疲れますが、川に沿って歩くだけで良いのでジャングルでも遭難せずター滝に辿り着けるというメリットがあります。

 

時には、水中から出て崖をよじ登らなければならない場面にも遭遇します。
崖の高さは5mをゆうに超えるため、万が一落ちたら大怪我してしまう可能性もあるので細心の注意を払って登ります。

 

こうした困難をいくつも乗り越えた先に、ようやくター滝は出現します。
体力を使い切ったあとに眺めるター滝は、不思議なほど神々しく見えるものです。
ター滝の滝壺からは霧が立ち上り、まるで自然のミストサウナのようにキラキラと輝いて見えます。

 

ター滝までのトレッキング制覇にかかる時間は早い人で20分、遅い人で1時間くらいです。
体力は必要ですが、小学生くらいの子供でも親のサポートがあれば到達できるので、大人なら早々リタイアということも無いかと思います。

 

沖縄のジャングル奥地にだけ存在する「秘境」とも言うべきター滝。
体力に自信のある方は、ぜひ実際にその美しさを目の当たりにしてみてください。

 

 

生き物が好きな方は周囲をよく観察してみよう

 

ター滝があるのはやんばるの奥地なので、他県ではまずお目にかかれない貴重な生き物がたくさん観察できます。
生き物がお好きな方は、水中・森・岩場をよーく観察しながら進んでみてください。

 

水中で見つけやすいのは、テナガエビやハゼの仲間です。
ター滝の川下では地元の小学生たちがよくテナガエビを捕まえて遊んでいます。
ハゼに関しては日本最大級のハゼである「ホシマダラハゼ」が見られることもあります。

 

山側には鳥の仲間がよく見られます。
「アカヒゲ」や「リュウキュウアカショウビン」といった絶滅危惧種の鳥が見られればラッキーです。
人前には滅多に姿を現しませんが、生息域はこのあたりなので運が良ければ「ヤンバルクイナ」が見られることもあるかもしれません。

 

他にもやんばるには数多くの生物が生息しています。
ター滝周辺は本当に手付かずの自然が残る秘境なので、もしかすると発見例の少ない貴重な生き物と出会えるかもしれませんよ。

 

 

ター滝に関する情報

 

ター滝に行くために以前は山中の道路に路上駐車する必要がありましたが、2016年には大宜味村がター滝専用駐車場を設けたので、車はそちらに停めてください。
常駐している管理者は特に居ないのでいつでも無料で入れますが、夜間のやんばるは大変危険なので必ず日中に入るようにしてください。
また、前日の雨の影響で増水することがあるため、悪天候の際は無理をせずトレッキングを中止するようこころがけましょう。

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県国頭郡 大宜味村津波1971‐678

 

 

アクセス方法

 

ター滝はかなり遠いので、車で行くのが最適です。
公共機関のほとんど通らない山中を行くため、バスやタクシーで行くのは現実的ではありません。

 

那覇空港から出発する場合、那覇空港自動車道から高速道路の有料区間に入り、そのまま最北端の許田ICまで行きます。
高速道路を降りたら、そこから国道58号線をひたすら北上して大宜見村まで行きましょう。
ほとんど目印となる建物が無いので難しいのですが、途中で「ター滝」と書かれた看板を見つけて右折する必要があります。
ここで曲がることさえできれば、あとはほぼ一本道なので迷わずにター滝にたどり着けるはずです。

 

なお、車で入れるのはター滝の入口までで、駐車場に車を停めたらあとは歩いてジャングルを突き進みます。

 

 

服装について

 

水中を歩いて移動しますので、濡れても平気な恰好をしていきましょう。
しかし水着だけだと岩場で怪我をする恐れがあるので、ラッシュガードを着たり、水着の上からTシャツなどを着るのがオススメです。
水中用ブーツがあれば好ましいですが、無い場合はかかとに固定できるタイプのゾウリを履いていきましょう。
ところどころ難所があるので、すぐに脱げてしまうゾウリだと危険です。

Sponsored Link