実は世界で唯一の山!?伊江島タッチューとは

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実は世界で唯一の山!?伊江島タッチューとは

伊江島タッチューってどんなところ?

 

沖縄本島から見て本部半島の向こう側に浮かんでいる離島を伊江島(いえじま)と言います。
ちょうど、海洋博公園から海を眺めたとき中央に見えている島です。

 

伊江島の中央には不自然なほど高く盛り上がった山があるのが見えます。
この山は、一般的に「伊江島タッチュー」と呼ばれている場所です。
タッチューとは沖縄の方言で「尖っているもの」を指す言葉です。

 

伊江島タッチューは伊江島で唯一の山です。
この島は高低差が少ないことでも知られており、伊江島タッチュー以外の場所には丘や坂道すらほとんどありません。
ペターっと平坦な島の中央に、何故か標高172mの岩山がそびえているという不思議な地形です。

 

古くから伊江島の人たちは、伊江島タッチューを神の宿る島として崇拝してきました。
伊江島ではこの岩山を城(グスク)に例え、城山(グスクやま)と呼び、豊漁や豊作を祈るための場としても大切にされています。

 

現在では観光スポットとしても人気になっており、伊江島を訪れる観光客のほとんどはまず伊江島タッチューに向かいます。
頂上からの眺めは本当に素晴らしく、絶景スポットに行きたいという方にはかなりオススメのスポットです。

 

 

実は世界的にも珍しい山なんです!

 

実は、伊江島タッチューは「世界で唯一の山」です。
何が世界唯一なのかと言うと、その成り立ちがとても独特なんです。

 

伊江島タッチューは「オフスクレープ現象」という自然現象によって形作られた山だということがわかっています。
ちょっと難しい話になってしまいますが、オフスクレープ現象とは、古い岩盤が新しい岩盤に潜りこむ中で一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象のことです。

 

オフスクレープ現象は地理学者たちの間で昔から知られていましたが、昔は「このような現象が起こる可能性がある」というひとつの可能性として語られていただけでした。
しかし伊江島の地層を研究した結果、伊江島タッチューがオフスクレープ現象で出来た山だということが証明され、オフスクレープ現象の存在が確定したのです。
現在に至ってもオフスクレープ現象で出来たことが分かっているのは世界中で伊江島タッチューだけであり、この現象を研究するための唯一のサンプルとして重要な場所でもあるのです。

 

ちなみにオフスクレープ現象が実際に起こったのは太古の昔の話です。
伊江島タッチューの地層は伊江島より7000万年も古いことが分かっており、その歴史の深さを感じることができます。

 

 

頂上からは伊江島の景色が一望できる

 

伊江島タッチューには登山道が用意されていて、頂上まで登ることが可能です。
頂上は伊江島の景色が一望できる絶景スポットとして観光客にも人気です。

 

伊江島はとても高低差の少ない島で、伊江島タッチューを除けば丘や坂道もほとんどありません。
しかも伊江島にはビルやタワーといった高い建物も無いので、伊江島タッチューの頂上に立って周囲を見渡しても、視界が全く遮られないのです。
そのため、頂上からは360度どこを向いても伊江島の風景が見えます。
伊江島タッチューから見えない場所など、伊江島にはほとんどありません。

 

ちなみに「視界を遮るものが全くない」のは、伊江島タッチューがほとんど開発されていないことにもよります。
伊江島タッチューの頂上は断崖絶壁となっていますが、手すりも無ければ落下防止網もありません。
ハッキリ言って、落ちたら一巻の終わりなので安全面には細心の注意を払いましょう。

 

 

伊江島タッチューに関する情報

 

伊江島タッチューの頂上に登るためには、それなりの体力が必要です。
実は伊江島タッチューは山というよりも「巨大な岩」なので、頂上までのコースも登山道というより崖を掘って作られた階段といった感じです。
高さ172mの山を階段で登るということですから、40階建てのビルを登るのと同じくらいの覚悟はしておいたほうが良いでしょう。
頂上からの眺めは本当に圧巻ですが、この眺めを見られるのは体力のある方だけなのです。

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県国頭郡伊江村東江上

 

 

アクセス方法

 

伊江島に渡るためには、フェリー便に乗らなければなりません。
フェリーは海洋博公園にほど近い本部港から出航しています。

 

フェリーは通常1日4便で、一番早い便で朝9:00出航、遅い便で17:00出航です。
ただし17:00出航の最終便に乗った場合、伊江島側から出る便は翌朝8:00となりますので注意しましょう。
年末年始などの繁忙期に限り、1日8便出航することもあります。

 

料金は往復で大人1370円、6歳以上12歳未満で690円となります。

 

 

服装について

 

かなり長い石段を上る必要があるため、歩きやすい靴を履いていきましょう。
階段にも一部手すり等が無い場所があるため、登山中に転んだりすると大怪我してしまいます。
また、登山道にはハチなどの虫が出る可能性もあるため、虫よけスプレーを持っていくことをオススメします。

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