美ら海水族館を10倍楽しむ豆知識!
美ら海水族館ってどんなところ?
沖縄観光最大の目玉ともいうべきスポットが「沖縄美ら海水族館」です。
「美ら(ちゅら)」とは沖縄の方言で「美しい・清らかな」という意味を持つ言葉で、その名の通り沖縄の「美しい海」の姿を見ることができる水族館となっています。
残念ながら2005年にアメリカの水族館に抜かれてしまいましたが、それまでは世界最大の水族館としてもその名を轟かせていました。
美ら海水族館の見どころといえば、なんといっても「黒潮大水槽」でしょう。
幅22.5m、深さ10mという巨大さを誇る黒潮大水槽には、世界最大の魚類「ジンベエザメ」が3頭も泳いでいます。
ジンベエザメは最大9mにもなる巨大さゆえ水槽内での飼育が難しく、実際にジンベエザメの飼育に成功している水族館は世界でも稀です。
そんな中、美ら海水族館は同時に3頭のジンベエザメの長期飼育に成功している世界最先端の水族館なのです。
今回は、そんな美ら海水族館に関する豆知識をご紹介します。
この豆知識を知っておけば、美ら海水族館が10倍楽しめること請け合いです!
豆知識その1.水槽を上から覗くことができる!
美ら海水族館に訪れるほとんどの人が「黒潮探検」という目玉スポットをスルーしてしまっています。
他の水槽に比べると入口が地味なので見落としてしまいがちなのですが、それゆえに大体いつでも空いているというメリットもあるのでオススメです。
黒潮探検は美ら海水族館の館内にある施設のひとつで、ここでは「ジンベエザメの住む水槽を上から覗く」という国内唯一の体験ができます。
足元がガラス張りになった床に立つと、その真下を通過するジンベエザメやマンタの巨大さをまじまじと観察することができるんです。
また、1日に8回ほどスタッフによる水槽解説が行われるので、沖縄の海に住む魚たちの話をより詳しく聞けるのも魅力です。
しかし黒潮探検は美ら海水族館の出口付近にあるため、かなり多くの観光客が気づかずに外へ出てしまいます。
美ら海水族館の入場者なら無料で入れますので、出口近くにある「黒潮探検」と書かれた案内板とエレベーターを見逃さないでください!
エレベーターに乗れば、すぐにジンベエザメの住む水槽の真上に出られますよ。
豆知識その2.夕方に行ったほうが空いている!
美ら海水族館には世界各国から年間300万人以上の人が訪れます。
それゆえに館内は年中大混雑で、シーズンと時間帯によっては水槽にほとんど近づけないなんてこともしばしば…
まるでコンサート会場にでもいるかのような人混みに流されると、ゆっくり魚を眺めるどころではなくなってしまいます。
美ら海水族館をゆったり見学したいなら、夕方4時以降に行くのがオススメです。
日によって多少の差がありますが、美ら海水族館はこれくらいの時間になると急激に人が減ります。
美ら海水族館は沖縄本島北部の名護市にあり、那覇市からは車で2時間ほどの場所です。
そのため午後の便で帰るために那覇空港に向かう人たちや、那覇市付近にホテルを取っている人たちが夕方4時付近になると一斉に帰宅するのです。
このような事情から夕方の美ら海水族館には、時間に余裕のある地元の人や、付近のホテルに泊まっている人くらいしか居なくなるのです。
入場する時間がギリギリになるほど、朝とは比べ物にならないくらいゆっくり見て回ることができるようになりますよ。
また、夕方4時以降は入場チケットも割引になります。
通常は大人1850円ですが、夕方4時以降になると大人1290円で入場できるのも嬉しいですね。
豆知識その3.座る場所には要注意!
美ら海水族館で最も人気があるのはジンベエザメの住む「黒潮水槽」です。
黒潮水槽はアクリルパネルに手が届くほど近くから観察することもできるのですが、椅子に座って見学することも可能です。
水槽の正面側に56席が用意されており、誰でも気軽に座ってゆったりと水槽を眺めることができます。
この椅子に座るときに注意したいのが、「上の席には座らないほうが良い」ということです。
椅子は映画館の座席のように段々に設置されているのですが、空いている椅子がいくつかある場合は上の2段は避けることをオススメします。
なんとなく「上の席のほうが眺めが良い」と思われるかもしれませんが、実は上の席は水槽との角度の関係上、表層を泳ぐジンベエザメが上手く見えないことがあります。
黒潮水槽では1日に2回ジンベエザメのエサやりを行うのですが、ジンベエザメは立ち泳ぎをしながらエサを食べるため、上の席からはエサを食べるジンベエザメの顔が全く見えないのです。
ジンベエザメのエサやりを見ようと席取りをしている観光客は多いのですが、上の席に陣取ってしまったために肝心のエサやりが見えなかったというケースは多いので注意してください。
美ら海水族館についての情報
ここからは美ら海水族館の料金や営業日などの情報をご紹介します。
美ら海水族館は入場する時間によって料金が異なるなどのポイントがありますので、ぜひご確認ください。
また、季節によって営業時間が異なるという点にも注意が必要です。
入場料金
一般料金
- 大人 1850円
- 高校生 1230円
- 小中学生 610円
- 6歳未満 無料
16時以降の入場料金
- 大人 1290円
- 高校生 860円
- 小中学生 430円
- 6歳未満 無料
年間パスポート
- 大人 3700円
- 高校生 2460円
- 小中学生 1220円
駐車料金
- 無料
場所・アクセス
住所
沖縄県国頭郡本部町石川424
アクセス方法
那覇空港から美ら海水族館に行くなら、車か高速バスがオススメです。
車で行く場合は高速道路を利用して約2時間で到着します。
ガソリン代+高速代でおよそ3000円ほどの移動費用がかかります。
高速バスは那覇空港から直接乗ることもできますが、終点が美ら海水族館ではなく名護バスターミナルなので、そこから路線バスに乗り換える必要があります。
最初の高速バスで約2時間、路線バスで約1時間を要するため、到着まで3時間程度がかかることになります。
営業時間
- 10月〜2月 8:30〜18:30(入館締め切り17:30)
- 3月〜9月 8:30〜20:00(入館締め切り19:00)
休館日
12月の第1水曜日とその翌日
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