碧い海を望む絶景スポット!座喜味城跡

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碧い海を望む絶景スポット!座喜味城跡

座喜味城跡ってどんなところ?

 

座喜味城跡(ざきみじょうせき)は、沖縄本島読谷村に現存する琉球王国時代の城跡です。
2000年には首里城などと共に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産にも登録されている由緒ある場所です。

 

座喜味城は、琉球王国で築城の名手として知られた偉人・護佐丸(ごさまる)が築いた名城として琉球史に残っています。
石を積み上げて造る伝統的な琉球の城でありがなら、海外の砦を彷彿とさせるようなアーチ型の門が印象的な城となっています。
重機や測量機械の無い時代に、これほど完成度の高いアーチ門を作り上げた護佐丸。彼が本当に高い築城技術を持っていたことを伺わせます。

 

沖縄の歴史を動かすような重要な出来事の舞台ともなった座喜味城ですが、現在は読谷村が管理する公園として一般開放されています。
世界遺産でありながら、行政的な扱いは「公園」なので入場無料となっており、また24時間いつでも立ち入ることのできる珍しいスポットとなっています。
そのため、早朝や夕方に座喜味城跡を訪れ、朝日や夕日の写真撮影を行う方も少なくないようです。

 

 

晴れた日に行くと素晴らしい絶景が見られる!

 

座喜味城跡を人気の観光スポットとしている要因は、単に世界遺産だからというだけではありません。
何よりも、城壁から眺める風景が絶景であることが座喜味城跡を人気観光スポットたらしめる要員です。

 

座喜味城跡からは、かつての城下町や碧い海が一望できます。
琉球王国時代の城は攻め入ってくる敵を見張るために高台に作られているところが多いのですが、座喜味城も例外ではありませんでした。
座喜味城の城壁に立てば、海から入ってくる侵入者も、陸から攻め入ってくる軍勢も、一目で確認することができるのです。
もともとはそうした軍事目的で高台に建てられているのですが、それが現在では絶景スポットとして地域の人々の役に立っています。

 

特に、晴れた日の座喜味城跡からの眺めは凄く美しいです。
座喜味城跡から海の方角を向いても視界を遮るようなビルやタワーが一切無いので、どこまでも続く水平線がキレイに見えます。
沖縄には海を眺めるための絶景スポットがいくつもありますが、座喜味城跡ほど水平線と空とのコントラストが美しいスポットはなかなかありません。

 

座喜味城跡から海を眺めるときは、城壁の上に登るのがオススメです。
普通の世界遺産なら「城壁に登らないでください」なんて注意されてしまいますが、座喜味城跡には「登っても良い城壁」という珍しい場所がいくつかあります。
世界遺産の上に登れる機会なんて、座喜味城跡に行かなければなかなか無い経験でもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
ただし、城壁の上には手すりなどが設置されておらず危険なので、お子さんを連れていくときは手を離さないようにしてあげてくださいね。

 

 

沖縄で最も美しい城との呼び声も高い

 

城からの眺めも絶景ですが、実は座喜味城跡は城そのものも美しいと言われているんです。
座喜味城跡は沖縄に残っている他の城に比べても保存状態が良く、ほとんど築城当時の姿を保っています。
それにも関わらず、滑らかなアーチ型をした城の構造は現代人が見てもその完成度の高さにほれぼれしてしまいます。

 

座喜味城跡の敷地に入ってみると、城壁がクネクネと曲がりくねっていることに気が付きます。
城内はまるで巨大な迷路のようになっており、ひとつ道を間違えると行き止まりのようになっている部分もあります。
実はこの構造は、城の中まで攻め入ってきた敵を攪乱するために造られたもので、行き止まりに追い込まれた敵は待ち構えていた兵に倒されたと言います。

 

このように、座喜味城跡の美しさには徹底的に考えられた軍事的な目的が隠されています。
城が建っている場所も、アーチ式の構造も、曲がりくねった通路も、全ては敵を倒すために考え抜かれているのです。
いわば、座喜味城跡は「究極の機能美」を備えた名城なのです。

 

見学するときは、ひとつひとつの構造の意味を想像してみると面白いでしょう。
何も考えずに見学していると単なる「綺麗なお城」ですが、攻め入る敵の気分で入場してみると、ここがいかに「難攻不落の城」であったのか感じ取れるはずです。

 

 

座喜味城跡に関する情報

 

座喜味城跡は入場無料です。
また、24時間いつでも解放されている状態なので夜間でも見学できます。
ただし、夜間に城壁に登ったりすると大変危険なので、慣れていない人は日中に見学することをオススメします。

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県中頭郡読谷村座喜味708?6

 

 

アクセス方法

 

那覇空港から出発する場合、座喜味城跡までは車で1時間ほどかかります。
沖縄自動車道(高速道路)を利用することもできますが、降り口の場所の関係上、よほど渋滞していない限りは下道から行っても大して時間はかかりません。

 

那覇空港を出たら、国道58号線をひたすら北上して読谷村まで行きます。
すき家58号読谷店を超えて最初のT字路を左に曲がり、すぐに最初の信号を右折します。
その次の突き当りで左折すれば、あとは座喜味城跡のルート案内看板に沿って移動するだけでOKです。

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