かつて海底に沈んでいた洞窟・石垣島鍾乳洞に潜入してみよう!

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かつて海底に沈んでいた洞窟・石垣島鍾乳洞に潜入してみよう!

石垣島鍾乳洞ってどんなところ?

 

石垣島鍾乳洞は、国内最南端の鍾乳洞です。
入り組んだ洞窟内は全長3.2kmもあり、そのうち660メートルが観光客向けに一般公開されています。
20万年という膨大な時間をかけて作り上げられた自然の芸術品とも言うべき美しい洞窟です。

 

石垣島鍾乳洞の洞窟内はまるで地底の世界のような不思議な光景が広がっています。
上下から巨大な鍾乳石が飛び出し、しとしとと石灰を含んだ水が垂れてくることから今でも少しづつ洞窟が成長していることを実感できます。

 

また、石垣島鍾乳洞はもともと海の底にあったと考えられており、その証拠に洞窟内からは複数の貝の化石などが発掘されています。
洞窟内の一部には大きなシャコ貝の化石があえてそのまま残されており、ここが海の底であったころの風景を偲ぶことができます。
初めて石垣島鍾乳洞を訪れた方はきっと、このスケールの大きさに驚かされることになるでしょう。

 

 

洞窟内がイルミネーションに彩られている

 

石垣島鍾乳洞の珍しい特徴として「洞窟内がイルミネーションされている」ということがあります。
洞窟内は本来真っ暗なので明るくしたいのは分かりますが、ライトアップではなく「イルミネーション」という方法を選択した鍾乳洞は国内では稀です。
もちろん入口から出口まで全てがイルミネーション加工されているわけではありませんが、洞窟内の一部範囲がかなり大々的にイルミネーションで彩られています。

 

イルミネーションは季節にかかわらず行われていますが、やはりキラキラと輝くイルミネーションの光を見ているとどこかクリスマス的な雰囲気を感じてしまいます。
小さな光の粒が洞窟内を包み込む光景がどこか神秘的でもあり、なんとなく可笑しくも思えてくるので不思議です。

 

イルミネーションに彩られた洞窟というのは、ここ以外ではなかなか見られません。
石垣島鍾乳洞を訪れた全ての人は、他では類を見ない不思議な空間に誘われることでしょう。

 

 

トトロにそっくりな鍾乳石がある!?

 

石垣島鍾乳洞は昔から一般公開されていましたが、最近になってまた話題になり始めました。
というのも、石垣島鍾乳洞の内部にある鍾乳石のひとつが「トトロにそっくりだ」という口コミが広まったのです。

 

件の鍾乳石は、石垣島鍾乳洞のだいたい真ん中あたりに存在します。
何十年もスルーされていた普通の鍾乳石が「トトロに似ている」と気づかれるや否や、たちまち人気の撮影スポットに早変わりしました。

 

実際にその姿を見てみると、なるほどトトロのような2本の耳がピンと立っていることに気づきます。
さらに耳のように見える鍾乳石の下には、どこかずんぐりむっくりとした体のように見える鍾乳石が繋がっており、上下合わせて見ると確かにトトロ形に見えます。
石垣島鍾乳洞を訪れた際には、ぜひこのトトロ鍾乳石を探して一緒に写真を撮ってみてくださいね。

 

 

石垣島鍾乳洞に関する情報

 

石垣島鍾乳洞は基本的に逆走できないので、一度入場したら洞窟内660メートルを歩ききる必要があります。
そのため体力の無い方や、足を怪我している方などは、入場する前にもう一度踏破できるかどうか考えてみましょう。
遊歩道が設置されているので歩くのは難しくありませんが、やや体力を消耗するということだけは頭に入れておいてください。

 

 

入場料

 

  • 高校生以上 1080円
  • 4歳〜中学生 540円
  • 3歳以下 無料

 

 

場所・アクセス

 

 

住所

 

沖縄県石垣市石垣1666番地

 

 

アクセス方法

 

石垣空港を出発する場合、石垣島鍾乳洞までは車で20分前後です。
いくつかルートがありますが、今回は最も単純なルートをご紹介しておきます。

 

石垣空港を出たら左折して国道390号線に乗り、海沿いに沿って西へ移動していきます。
文館前交差点では直進して県道79号線に合流、しばらく進んだら右折して県道208号線に入ります。
あとはしばらく県道208線に沿って進んでいき、「石垣島鍾乳洞」の看板が見えたら左折して到着です。

 

 

営業時間

 

  • 9:00〜18:30(最終受付18:00)

 

年中無休

 

 

服装について

 

鍾乳洞の内部は水がポタポタと垂れてきます。
びしょ濡れになるというほどではありませんが660メートル歩ききるとそれなりに濡れるので、着替えを用意しておきましょう。
また、地面も濡れているので滑りにくい靴を履いていくのがオススメです。

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