一歩踏み入れればそこはジャングル!県民の森でアクティビティを楽しもう!
県民の森ってどんなところ?
県民の森は、恩納村「熱田岳」の山中に築かれた沖縄県営の公園です。
自然の多い山の中に公園を作ることで、沖縄に古来から残る森林地帯とふれあいつつ森林レクリエーションができるよう設計されています。
敷地のほとんどが手付かずの自然林であり、その広さはなんと181ヘクタールにも登ります。
わかりやすく例えるなら、東京ドーム181個分の広さの森がそのまま公園として利用されているということですね。
沖縄の森は危険が多いため立ち入りが制限されているところも多いのですが、県民の森は問題なく立ち入れる数少ない森林地帯でもあります。
県民の森は自然の多い沖縄の森を探検してみたいという方にもオススメです。
遊歩道が整備されている以外は森の中が手付かずの状態なので、少なくとも250種類以上の植物が生育していると考えられています。
少し探せば珍しい生き物もたくさん見つかりますので、自由研究のためにお子さんを連れてくる親子も多いです。
園内には管理棟があり、そこでは様々なアクティビティ用品の貸出も行ってくれます。
1泊900円でキャンプ場を借りることもできますし、キャンプ用のテントを借りることもできます。
空気が澄んだ山中では夜間に綺麗な星空を眺められますので、意外と観光客にも人気のキャンプ場ですよ。
様々なアクティビティが楽しめる!
県民の森では、様々なアクティビティが楽しめます。
管理棟ではキャンプ用品だけでなく、様々なスポーツ用品を貸出してくれるのです。
一番人気は「草スキー」です。
草スキーは県民の森がオープンした当時からあり、これを体験しに遠くからやってくる地元民も多いという人気アクティビティです。
県民の森には傾斜の高い丘陵地帯を芝生で覆ったエリアがあり、ここをスキー板で滑り下りることができます。
雪の降らない沖縄では通常のスキーを楽しむことができませんが、草スキーなら1年を通して楽しむことができるのです。
草スキーには少しコツがいりますが、小学生くらいのお子さんでもすぐに慣れますので子連れの家族にも大人気です。
他にも県民の森には、グランドゴルフ場やパークゴルフ場が用意されていたり、自転車の貸出なども行われています。
体を使って遊びたいという方は、ぜひ県民の森で1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
遊歩道を歩くだけで大冒険!?
沖縄の自然を体感してみたいという方は、ぜひ県民の森に設置された遊歩道を歩いてみてください。
遊歩道は手付かずの森林地帯を通っているのですが、少し足を踏み入れるだけで古代のジャングルに迷い込んだような感覚に陥ります。
遊歩道はもともとの地形に沿って作られており、「渓流コース」「登山コース」などいくつかのルートに分かれています。
沖縄の生き物と出会いたいなら「渓流コース」、高いところからの眺望を楽しみたいなら「登山コース」に入ってみましょう。
歩くスピードにもよりますが、どちらも1時間弱くらいで1周して出てくることができます。
どちらもオススメですが、特に渓流コースの自然には驚かされます。
やはり水辺なので生き物の姿が多く、この遊歩道を歩いて何の生き物にも出会わないということはほぼ有り得ません。
色とりどりの昆虫たちや川を泳ぐ魚たち、運が良ければ絶滅が危惧されている希少な鳥類などを目にすることもあります。
県民の森に関する情報
県民の森は入場料金・駐車料金ともに無料です。
草スキーなどを利用する場合のみ料金がかかりますので、詳しくは県民の森の管理棟にお問い合わせください。
場所・アクセス
住所
国頭郡恩納村安富祖2028
アクセス方法
那覇空港から県民の森までは、車で2時間ほどです。
高速道路を使ったほうが早いのですが、一般道から行ったほうが道はわかりやすいかと思います。
那覇空港から出たら、そのまま国道58号線を北上していきます。
恩納村の安冨祖(北)まで来たら右折すれば、そのまま県民の森の敷地内に入れます。
安冨祖まで来たら大きな看板があるので、国道58号線沿いに走っていれば県民の森の場所はすぐにわかるかと思います。
営業時間
- 4月〜8月 9:00〜18:30
- 9月〜3月 9:00〜17:30
休業日
- 毎週月曜日
※ただし月曜日が祝祭日・慰霊の日にあたる場合はその翌日が休業日になります。
服装について
遊歩道はかなり距離がありますので、歩きやすい服装で行きましょう。
また、県民の森の敷地内は山中なので虫が多いです。長ズボンなどを履き、虫に刺されない工夫をしておくことをオススメします。
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