地元の人が多い穴場ビーチ!読谷村の渡具知ビーチで海遊びを楽しもう
渡具知ビーチってどんなところ?
沖縄本島中部の読谷村には、渡具知ビーチ(とぐちビーチ)という砂浜があります。
ここは観光雑誌などにはあまり掲載されていませんが、サンゴの欠片で出来た白い砂浜が広がる美しいビーチです。
沖縄で観光客に人気があるビーチは、近年になって建造されたいわゆる「人工ビーチ」がほとんどです。
しかし渡具知ビーチは昔から変わらない姿を保つ天然のビーチなので、周囲には沖縄らしい自然環境が整っています。
砂浜に落ちている独特な形状の貝殻や、「ノッチ」と呼ばれる独特な形状の岩などが広がる風景は、これぞ沖縄のビーチといった感じです。
渡具知ビーチをオススメしたい理由のひとつが、「観光客が少ない」という点にあります。
実は渡具知ビーチはどちらかといえば地元民に親しまれているビーチなので、観光客はあまり訪れません。
とはいえ、このあたりの地元民の数がそこまで多いわけでもないので、渡具知ビーチは夏場でもけっこう空いていたりするんです。
人が来ないからといって、寂れているというわけでもないのが渡具知ビーチの嬉しいところ。
トイレ・ロッカー・シャワーなども完備されていますし、すぐ近くにレストランもありますよ!
ビーチパーティにオススメ!
渡具知ビーチは、遊泳よりもビーチパーティに向いているビーチです。
沖縄の人は夏場になると砂浜でバーベキューをしたり酒盛りをしたりするのですが、その文化を一般的に「ビーチパーティ」と呼びます。
渡具知ビーチが観光客よりも地元民に人気な理由のひとつが「ビーチパーティ向けのビーチだから」という点にありますね。
ビーチパーティを行う場合は、渡具知ビーチにあるレストラン「がんじゅうファーム」を利用するのがオススメです。
予約をするとビーチ内に建っている東屋を貸切にできるので、そこでバーベキューを楽しむことが可能になります。
がんじゅうファームにバーベキューの予約をした場合、食材の準備から後片付けまで全てお店がやってくれます。
手ぶらで参加できるので、観光客でも無理なくバーベキューを行えるというのが嬉しいですね。
遊泳にはちょっと注意が必要!
渡具知ビーチは遊泳可能ですが、泳ぐときにはちょっと注意が必要です。
というのも、渡具知ビーチは天然のビーチをそのままの状態で利用できるスポットなので、安全対策は人工ビーチに劣るという側面があるのです。
監視が無いので泳ごうと思えばどこまででも行けますが、ライフセーバーが居ないのであまり深いところに行くと戻ってこられなくなります。
一番注意したいのは、クラゲ防止ネットが用意されていないという点です。
沖縄の海には猛毒を持つ「ハブクラゲ」がうようよいるので、観光客向けのビーチにはクラゲ防止ネットが張られているのが当たり前になってきています。
しかし渡具知ビーチにはそういった設備がないため、沖縄の海に関する知識が浅い方は泳がないほうが賢明かもしれません。
浅瀬でチャプチャプ遊ぶくらいならハブクラゲの危険性は低くなりますが、自然のビーチなので浅瀬にも「アンボイナガイ」「オニダルマオコゼ」などが潜んでいる可能性があるので注意しましょう。
渡具知ビーチに関する情報
渡具知ビーチは遊泳無料となっています。
駐車場も広いので、駐車スペースの心配をする必要もなく安心です。
遊泳料
- 無料
場所・アクセス
住所
読谷村渡具知
アクセス方法
渡具知ビーチまでは、那覇空港からおよそ1時間ほどで行けます。
渋滞していなかった場合は高速道路を使っても使わなくても同じくらいの時間がかかるので、下道から行っても問題ないでしょう。
ルートはほとんど直進なので難しくありません。
那覇空港から出たら国道58号線をまっすぐ北上し、曲がるのは読谷村での1回きりです。
ちょうど、スターバックスコーヒーがある交差点に差し掛かったら左折して、あとは海につきあたるまで直進すれば到着です。
遊泳時間
- 設定なし
※ただし危険なので、泳ぐのは日中だけにしておきましょう。
設備について
- トイレあり
- ロッカーあり
- シャワーあり
- 売店あり(不定休)
- レストランあり
- バーベキュー可(有料)
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