沖縄には闘牛の文化がある!うるま市石川多目的ドームで熱く盛り上がろう
うるま市石川多目的ドームってどんなところ?
うるま市石川多目的ドームは、沖縄県で最大級の「闘牛」が行われる会場です。
多目的ドーム…なんて名前ですが、実際にここを訪れる方のほとんどは闘牛目当てだと言っても過言ではないでしょう。
県外の方にはあまり知られていませんが、沖縄は昔から闘牛が盛んな県です。
日本で現在でも闘牛を行っている地域は少なくなってきていますが、沖縄の闘牛はむしろ人気が再燃してきているところです。
沖縄本島南部で闘牛をみかけることはありませんが、主に本島中部や離島ではかなり闘牛文化が盛り上がってきています。
ところが沖縄の闘牛はまだまだ観光文化としてはマイナーで、多くの闘牛場には地元の人以外が入りづらい雰囲気があります。
しかしうるま市石川多目的ドームは他の闘牛場に比べて観光客の出入りが多く、初心者でも入れる親しみやすい闘牛場となっています。
普段はなかなか見ることのできない闘牛の迫力を、ここうるま市石川多目的ドームで体感してみてはいかがでしょうか?
沖縄の闘牛の歴史とは
せっかく闘牛を見にいくなら、沖縄の闘牛についてある程度学んでおいたほうがよいでしょう。
闘牛の文化は世界各国にありますが、ひとくちに闘牛とはいってもそのルールや文化は全く異なるものなのです。
まず、沖縄の闘牛は「牛と牛を闘わせる」タイプの闘牛です。
有名なスペインの闘牛は暴れ牛と人間の対決形式ですが、沖縄の闘牛は動物同士を闘わせる「闘犬」や「闘鶏」に近いものですね。
巨大な牛同士がぶつかりあうバトルの様子は、外国の闘牛とは違った迫力に満ちています。
沖縄で闘牛は始まった時期は不明ですが、少なくとも明治時代には闘牛が盛んに行われていたという記録があります。
もともと沖縄県民はサトウキビを絞るための動力として牛を飼っていたのですが、あまりにも闘牛が流行りすぎて製糖作業が遅延したという話があるほどです。
戦後の動乱で一時は闘牛の文化も影を潜めてしまいましたが、復興と共に闘牛文化もじわじわ復活しはじめ、最近では新たな観光産業に名を挙げるまでに成長してきました。
あらかじめ大会スケジュールを確認しておくのが吉
うるま市石川多目的ドームでは、年に10回〜20回程度の闘牛大会を行っています。
毎日行われているわけではありませんので、参加したいならあらかじめ大会スケジュールを確認しておくとよいでしょう。
今後行われる予定の大会スケジュールはうるま市役所のホームページからダウンロードできます。
大会は日曜日に行われることが多く、お昼12:00〜13:00ごろの明るい時間に開催されるのが基本です。
もしも気になる大会があったら、少し早めに到着しておいたほうがよいかもしれません。
闘牛大会は基本的に予約不可&当日券のみなので、人気のある大会だと到着が遅すぎてチケット完売なんてことになりかねません。
うるま市石川多目的ドームに関する情報
うるま市石川多目的ドームには大きな駐車場があります。
よほど遅く行かない限りは満車にならないので、駐車スペースの心配をする必要はあまり無いでしょう。
心配な方は、念のために早く到着しておくと良いと思います。
入場料
入場料は大会ごとに異なりますが、目安としては男性2500円〜3000円、女性2000円という大会がほとんどです。
また、中高生以下は男女問わず1000円くらいで入場することができます。
場所・アクセス
住所
沖縄県うるま市石川2298-1
アクセス方法
うるま市石川多目的ドームまでは、那覇空港から車で1時間弱かかります。
バスなどの公共機関を使うとさらに時間がかかってしまうため、レンタカーでいくのがオススメです。
一般道からも行けますが、一般道を使う場合はさらに+30分はかかるとみておいたほうがよいでしょう。
那覇空港を出たら、まず国道331号線を南下して沖縄自動車道名嘉地ICを目指します。
しばらくは無料区間となっていますが、那覇ICを超えたあたりからは有料区間となっていますので注意しましょう。
あとは石川ICで高速を降り、県道73号線を西向けに1分ほど移動すれば到着です。
営業時間
※営業時間はイベントごとに異なります。
服装について
闘牛とはいっても、観戦席があるので客が汚れるようなことは基本的にありません。
どんな服装でも大丈夫ですが、強いて言うならドーム内は階段状になっているのでヒールなどの転びやすい靴は避けたほうがよいかもしれません。
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